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ツユクサ(露草、ツユクサ科) | 複雑な構造を持つ花 | (つぶやきの棚)徒然草 |
時々、ツユクサを見かける季節になりました。まぁ、真冬以外は花を咲かせている植物ですが、暑い方がたくさんの蕾を付けるようですね。 ありふれた雑草の一つですが、可愛らしくて端正な花だと思います。ただ、この花はクイズ向けの複雑な構造をしてます(例:雄しべは計何本?)。改めて、気づいたのですが、瑠璃色の上弁2枚の下にスプーンのような透明なものが2枚あります。さて、これは何でしょうね?! 上2枚は内花被(花弁)で、下2枚は外花被(萼片)と呼ばれます。実は、それぞれに3枚ずつ、内花被は下にも1枚、外花被は上にも1枚あるのです。それから、ホタテ貝のような包葉の内側には、次に咲き出す蕾の他に、花を付けない退化した花茎が隠れていたりするそうです。 |
2022/07/21 |